記事カテゴリー【ウクライナ戦争】

記事カテゴリー情報
当ページ更新履歴 🛎️ 更新履歴は,
重要だと思う変更のみ
記します。
  • 2023/08上旬
    「誤解なきよう」の開閉ボックスを追加。
  • 2023/07下旬 初稿公開

当カテゴリーの概要

ここは,当ブログの特設記事カテゴリー
【ウクライナ戦争】のトップページです。

当カテゴリーの投稿記事一覧

概要を先に知りたい方へ

当カテゴリーの概要を先に確認したい方は,
次の開閉ボックスを開いてください。

この記事カテゴリーの概要
  • 筆者は軍事の素人であり,
    ウクライナ戦争で国防に興味を持った
    「にわか」である。
  • 素人なりに情報を集めて熟考し,
    独自の考えを少なからず持つようになった。
  • 素人意見が有識者や専門家の
    思考の足しになることはよくある。
    自身の意見の中にそれに足るものもあると信じて
    ネットに置いておく。
  • 細かい戦況分析より,
    安全圏にいる観察者として
    この戦争をどう見るべきかを主に考える。
  • この戦争では基本的にウクライナ応援だが,
    なるべく公平な見方を心がける。

以下,当カテゴリー開設の経緯や意図を説明します。

軍事の素人なりに考えるようになった

筆者は,軍事については素人です。

しかも,つい最近まで平和ボケしていたタイプです。

正直に白状すると,昨年(2022年) 2 月に
ロシア軍がウクライナへの全面侵攻を始めたその瞬間まで,
ウクライナに注目していませんでした。

2014年に起きたクリミア併合でさえ,
はっきり認識したのは昨年の後半くらいだったと思います。

もっとも,当時(2014年)のメディアは
クリミア併合を十分に騒ぎ立てなかったらしいので,
私がそれをはっきり認識できていなかったのは
私だけの責任ではないとも思いますが。

しかし,今回の軍事侵攻によって一応目が覚めまして,
自分なりに情報を集めて考えるようになりました。

世間の議論を見てやきもきすることが多い

筆者は基本的に,戦況の情報や解説を拝見して,
多くのことを教えていただいている,ただの素人です。

しかしながら,専門家の方の解説や世間の論争を見ているうちに,

  • そこはもう一歩進んだことが言えるのでは?
  • この観点を加えると議論がより深くなるのでは?
  • 重要な要素が抜け落ちてそうだけど大丈夫?
  • その不毛な論争はそろそろ終わりにしてほしい。🛎️ 専門家の解説ではなく,
    世間の論争について。

… のように感じるケースも増えてきました。

もちろん素人の浅知恵かもしれないとの疑念はありつつも,
そのやきもき感に耐えられず,
特設的な記事カテゴリーを作って,
世間の論争に不足気味かと思う考え
ネットに置いておくことにした次第です。

誤解なきようお願いします

筆者は自分のことを
やや自信過剰かもしれないと思っていますが,

専門家の先生方より自分の方が
ウクライナ戦争のことを
よく分かっているかもしれない

などと勘違いするほど傲慢ではないつもりです。

しかし,ウクライナ戦争について考えるにあたり,
筆者のような素人の方が有利な部分
間違いなく存在します。

  • メディア出演される専門家の方ほど忙しくない。
  • 自分が深く考えられそうなことだけを選んで
    考えられる。
  • タイムリミットがないので,
    自分が納得できるまで考えられる。
  • 結論が出ない部分については,
    考えを表明する必要がない。

専門家の先生方は,そうはいかないですよね。

ご多忙でしょうし,専門外のことも問われれば
答えなければならないでしょうし,
よって専門外のことも,普段から多少は
考えなければならないでしょう。

何より,報道番組や講演,
インタビューなどのスケジュールに合わせて
自分の考えをまとめておく必要があるという
時間的制約も存在します。

専門家も人の子です。

これだけ厳しい制約の中では,
考えは浅くなりますし,盲点も生じやすくなります。

ですから,厳しい制約がない筆者のような一般人が,
良い結論が得られそうだと予感した部分に絞って
持てる時間を好きなだけ投入して考えれば,
ごく一部について専門家の盲点にたどり着くことは,
別に不思議なことではないと思うのです。

もちろん,素人考えですから,
荒削りな論理・結論になる可能性は高いです。

しかし,専門家の方がその盲点に気づけば,
筆者よりはるかに整った論理を展開して,
精度の高い結論に到達するでしょう。

また,専門家の方が直接このブログを読まれなくとも,
多くの方がこのブログの内容に共感してくださって,
近似した内容をネット等で意見表明するようになれば,
そのうち専門家の目や耳にも届くでしょう。

そのような効果を期待して,
実現確率としては高くないと分かりつつも,
可能性を少しでも生じさせるために
当カテゴリーを設けている次第です。

戦況分析より,大局的な視点を重点的に

筆者は軍事にうといので,
細かい戦況分析や情報の真贋の見極めをしても
大して参考にならないでしょう。

当カテゴリーでは,
安全圏にいる観察者として
この戦争をどう見るべきかといった,
大局的な視点を重点的に扱うことになると思います。🛎️ 筆者の気まぐれで,
例外は多々発生すると思われますが。

なお,当ブログ全体を通してそうですが,
速報性については重視しません

ある日の出来事を,
一両日中にまとめて速報することにも,
もちろん価値はあります。

しかし,この戦争を見ていて分かったことですが,
戦争は,ゆっくりとしか進みません

そのため,よく考えて,
意見の質を高めてから記事を出しても,
内容が古くなっていないことが多いと感じます。

そして,そのような記事には,
速報とは別の価値があります。

当カテゴリーでは,そちらの価値に重きを置いて
記事を出していくつもりです。

目指すのは,専門家にも参考になる素人意見

筆者がウクライナ戦争についての
意見を出すにあたり目指すことは,
専門家にも参考になる素人意見 です。

これは,当ブログ全体のコンセプトでもあります。
ブログ全体のコンセプトについては,
当ブログについて をご覧ください。

筆者は素人ですから,
筆者の意見は素人意見です。

筆者は表層的な情報しか得られませんし,
事実確認なども全然熱心ではありません。

しかし,素人が意見を出すことが
無意味だとは思いません。

素人の意見が有識者や専門家に
大きな気づきを与えることもよくあるからです。🛎️ これは,有識者側にとっても素人側にとっても
大切な認識だと思います。

筆者は,ウクライナ戦争に関して熟考を重ねて,
できるだけ質の高い素人意見を出していきたいと
考えています。

所詮は素人意見なので,
誤りを多々含むに違いありませんが,
思考の足しになる部分を探すつもり で
ご覧いただければ幸いです。

基本的にはウクライナを応援

本来なら,よく分からないことでは中立でいたい

筆者は,基本的には,
よく分かっていないことについては
中立を保つ主義です。

例えば,日本から遠く離れたある2国の間で
実際に領土紛争が起きているのですが,🛎️ 余計な火種にならないよう,
具体的な国名は伏せますが,
実在する国を念頭に置いています。

どちらの言い分が正しいのか,
筆者は全然分かっていません。

こういうのは,中立を保たざるをえないということです。

よく知る人に言わせれば,どちらかが明らかに正しくて,
もう片方の言い分には無理があるのかもしれませんが,
筆者には分からないのだから仕方がありません。

現時点では個人的に
優先順位を上げて調べたいとも思えないので,
当分は中立の立場を守ることになるでしょう。

「分からないから中立」では駄目なこともある

ではウクライナ戦争について,
筆者がよく分かっているかと言うと,
個人的に優先順位を上げて調べているので,
他の諸問題に比べれば詳しくなったと言えるでしょう。

とは言え,所詮は「にわか」ですから,
見えていない真実も多数あるに違いありません。

いや,その言い方は傲慢ですね。

実際には,筆者に見えていることなど,
真実の 0.001%もあるかどうか
という感じだと思います。

そうである以上,筆者が知らない部分に,
ロシアの行為にも一理ありと考えるべき理由が
潜んでいる可能性は否定できません。

それは,どれだけ調べても
逃れようがないことです。

専門家の先生方でさえ,
程度に差はあるでしょうが,
本質的には違わないのではないかと思います。

しかし,だからと言って,
今回のウクライナ戦争について
中立であるわけにはいかないでしょう。

これだけロシアが一方的に悪いようにしか見えない戦争で,
それを見守る人々が中立の立場を保つとしたら,
それは 巨悪ロシアの思うつぼ です。

万が一,億が一,ロシアが悪との認識が
我々の誤解である可能性を排除できないとしても,
そこは割り切ってロシアに対し,
非難の声を上げるべきでしょう。

少なくとも,ロシアの非道に見える行いに対し,
これはどういうことだと
問い詰め続けるべきでしょう。

その中で,ロシア側の説明に
聞くに値する部分が出てきた場合は,
そこを加味して考え直せばよいと思います。

筆者は,当カテゴリーの記事において,
上記のような姿勢をとることにしています。

経済の心配はしない

国益が第一という考え方は嫌い

筆者は,西側諸国はもっと死に物狂いで
ウクライナを支援するべきだと考えています。🛎️ もちろん,日本も含めて。

仮に,それによって支援国の経済が
かなりのダメージを負うことになっても,
世界はこの戦争でウクライナを
勝たせなければならない と思います。

この考え方にすんなり同意できる人は
少ないかもしれません。

しかし一方で,世界平和を望む常識的な人ならば,
極度に苦しんでいる外国人より
少し苦しんでいる自国民を優先して助けるべきだとは,
主張しにくいのではないでしょうか。

例えば,今のウクライナの人々の苦しみは,
物価高に苦しむ日本人の比でないことは明らかです。

しかもこれは,一部の人間の狂気さえなければ
存在しなかったはずの,
理不尽で必要のない,簡単に回避できた苦しみです。

それでもなお,日本人を優先して助けるべきだとは,
筆者は思いません。

ウクライナの人々を助けるために
日本の経済が今より苦しくなるとしても,
筆者はウクライナ支援を拡大すべきだと思っている方です。

経済を劇的に改善する手はある(と思う)

もっとも,筆者は,
ウクライナへの支援を強化するために
支援国の経済を犠牲にする必要はないと思っています。

現代の経済学には,
不可欠な要素(考え方)が決定的に欠けていて,
それを補いさえすれば,日本経済も世界経済も
劇的に改善できる

と考えているからです。

逆に,この要素に気づかない限り,
経済の正常化はありえないと確信しています。

その要素については,
姉妹サイト<世界経済蘇生秘鑰>にて
詳しく述べているので,そちらをご参照ください。🛎️ もとより,当ブログの存在意義は,
このサイトへの誘導です。

従って,筆者の意見は次のようになります。

日本経済や世界経済が
ここまでおかしくなってしまった原因を取り除き,
経済を大幅に改善するのと並行して
ウクライナへの支援を拡大すればよい。🛎️ ウクライナ支援を先行させて
一時的に経済が傷んだ場合でも,
その後リカバリーすることが
可能だと思います。

それができるなら文句はないでしょう?

筆者の考えが正しければ,
武器弾薬や民生品の生産が追いつく限り
ウクライナ支援を続けられるという,
分かりやすい状況が実現できるはずです。

この意見が正しいかはともかく,
筆者はそれがかなりの程度可能だと思っているので,
意見として一応筋は通っていると思います。

というわけで,当カテゴリーの記事において,
ウクライナ支援の拡大による
支援国側の経済への悪影響は
心配しないことにします。

ウクライナを優先して支援するべきか

紛争や飢餓などで国民が極度に苦しんでいる国は,
ウクライナだけではありません。

それらの国々をすべて支援するのは,
筆者もさすがに非現実的だと思います。

では,その中でウクライナを優先して支援することは
正当でしょうか。

断言できるほど自信があるわけではありませんが,
今後苦しむ人の人数を減らす意味において,
ウクライナを支援することは
効果が高いと言えるでしょう。

なぜなら,この戦争は,
武力による侵略戦争を許す世界になるか
許さない世界になるかの分岐点だからです。

この戦争でロシアを止められなければ,
世界中で侵略戦争が多発し,
今回のウクライナ戦争で失われるよりも
はるかに多くの命が,
今後数十年,数百年に渡って失われる世界に
なりかねません。

世界の平和を守るべき安保理の常任理事国が
侵略戦争を始めたという衝撃の事件を,
侵略者の敗北で終わらせるために投資することは,
国益を超えて世界益になるはずです。

この戦争でウクライナが勝てば世界平和というほど
簡単な話でないことは分かっていますが,
ウクライナの支援を優先することには
正当な理由があると言えるかと思います。

おことわり・その他

ウクライナ応援だが公平な視点を忘れずに

筆者は,この戦争において,
基本的にはウクライナを応援しています。

ただし,ウクライナの行いを
無条件で支持するわけでもありません。

なるべく公平な見方を心がけた上で
結論を出すようにします。🛎️ 実際,頻度は高くありませんが,
ウクライナに対して否定的・批判的な意見も
出しています。

筆者が参照する情報源について

兵士がネットに上げる画像や映像,
民間企業が提供する衛星写真などの
いわゆる一次情報を精査するだけの
技量および時間的余裕は,
筆者にはありません。

各報道機関が出している解説番組,
個人が出している戦況まとめ動画やブログなどが
筆者の主な情報源になります。

情報選択の基準

なるべく,情報を公平に扱う情報源のみ
参照するようにしています。

すなわち,ウクライナ寄りのことしか言わない情報源や,
ロシア寄りのことしか言わない情報源は排除しています。

心情的にはウクライナ寄りでありつつも,
ウクライナに不利なことは不利と言い,
ウクライナの失策や悪事も指摘する情報源
選定して見ています。🛎️ そうでないと参考になりませんから。

なお,筆者は日本語の情報しか見ていません。

全てがオリジナルの意見というわけではない

筆者は軍事の素人ですし,
一次情報を精査しているわけではないので,
報道番組や戦況まとめ情報で述べられた意見にも
大いに左右されます。

それらを土台にして思考を重ねた結果,
世の論争に加えたいと思える考えが出てきたら,
記事にして公開するという姿勢です。

ですから,いずれの記事にも
筆者オリジナルの考えは含まれますが,
記事の内容の全てがオリジナルというわけではないので
ご注意ください。

まとめ

改めて,当カテゴリー【ウクライナ戦争】の概要を
以下にまとめます。

この記事カテゴリーの概要
  • 筆者は軍事の素人であり,
    ウクライナ戦争で国防に興味を持った
    「にわか」である。
  • 素人なりに情報を集めて熟考し,
    独自の考えを少なからず持つようになった。
  • 素人意見が有識者や専門家の
    思考の足しになることはよくある。
    自身の意見の中にそれに足るものもあると信じて
    ネットに置いておく。
  • 細かい戦況分析より,
    安全圏にいる観察者として
    この戦争をどう見るべきかを主に考える。
  • この戦争では基本的にウクライナ応援だが,
    なるべく公平な見方を心がける。

当カテゴリーに置かれた意見の中に,
読者様の思考の助けになる部分が
少しでもあれば幸いです。

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筆者について


「累積黒字の考え方」と題する
経済学試論の創始者。
並びに,上記試論を紹介するサイト
世界経済蘇生秘鑰>の創設者。

既存の経済学に
非常に詳しいわけではなく,
大学教養課程レベルの
マクロ・ミクロ経済学を
ひと通り学んだ程度と自己評価。

しかし,従来の経済学に
どっぷり浸かっていなかったからこそ,
従来の経済学と全く視点の異なる
上記試論が出てきたのではないかと
思っている。

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